教員総覧 - 加藤　美保子 | 広島市立大学

（最終更新日 : 2024-07-11 13:48:34）

カトウ　ミホコ Kato Mihoko
加藤　美保子

所属広島市立大学広島平和研究所

広島市立大学大学院平和学研究科平和学専攻

職種講師

職歴
2021/04/01 ～	広島市立大学広島平和研究所講師
2021/04/01 ～	広島市立大学大学院平和学研究科平和学専攻講師
2023/04/01 ～	公益財団法人　日本国際問題研究所ロシア研究会委員（令和５年度外交・安全保障調査研究事業費補助金（総合事業）「日本周辺の主要国の国内要因が国際秩序の変容にもたらす影響」サブ・プロジェクトIV）
2023/06 ～	東京大学先端科学技術研究センター、グローバルセキュリティ宗教分野外交・安全保障調査研究事業費補助金（発展型総合事業）「『ポスト・ウクライナ』世界を生き抜くための外交・安全保障の構想と研究能力の抜本的強化」分科会「広域中央アジアの重畳化する安全保障環境」委員
2021/04/01 ～ 2025/03/31	北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター共同研究員
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学歴
2011/09/26 (学位取得)	博士 (学術)
2005/04/01～2011/03/31	北海道大学文学研究科博士課程歴史地域文化学専攻スラブ社会文化論専修博士単位取得満期退学
2007/09～2008/09	ロシア連邦外務省附属ロシア外交アカデミー大学院課程博士前期課程中退
2002/04/01～2005/03/31	北海道大学文学研究科修士課程歴史地域文化学専攻スラブ社会文化論専修修士修了
1997/04/01～2001/03/31	東京外国語大学外国語学部ロシア・東欧課程ロシア語科卒業

教育・研究活動状況
専門は、地域研究のアプローチに基づいた国際関係論です。冷戦終結後のソ連、ロシア連邦の対外政策について研究しています。2010年代以降、ロシアの対外行動は積極的、攻撃的になり、1990年代と比較するとグローバルな発言力・影響力も増してきました。この背景には、アメリカとの対立や台頭する中国との戦略的連携という明示的な要因以外に、報道や国際関係研究の中で可視化されてこなかった旧社会主義陣営（グローバル・イースト）の再編があるのではないかと仮定し、主にユーラシア東部におけるロシアと旧ソ連友好国、同盟国（インド、中国、ベトナム、北朝鮮など）の関係回復過程と既存の国際秩序へのインパクトについて研究を進めています。

現在の専門分野
地域研究, 国際関係論

著書・論文歴
論文	「ウクライナ侵攻が露朝関係に与えたインパクトー大国間競争と国益の変遷の観点からー」『ロシア・ユーラシアの社会』 (1070),3-22頁 (単著) 2024/03
論文	「冷戦後ヨーロッパの分断とヘルシンキ・プロセスの限界―ロシアの立場からの試論―」『広島平和研究』 (11),75-94頁 (単著) 2024/03/20
論文	ウクライナ危機下のロシアとASEAN-戦略的パートナーシップの背景- (単著) 2024/03/08
論文	第4期プーチン政権の外交ーアジア・太平洋政策を中心にーロシアNIS調査月報 68 (12) (単著) 2023/11/20
著書	現代ロシア政治,176 2023/08/25
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学会発表
2024/05/10	Russia’s Turn to the East Policy after the War in Ukraine (Contesting Authorities in Central Asia: Prospects, Concerns, Balances)
2024/03/21	ロシア-ウクライナ戦争下のロシアと北朝鮮の接近 (インド太平洋時代の日米韓安保協力の道)
2023/10/27	Lost Friendship Revived?: Decisions of Russia and Its Eastern Neighbors (2023 Aleksanteri Conference, “Decolonizing Space in the Global East”)
2023/10/20	Problems in Russia’s Foreign Policy Studies: The Case of Japan’s Flawed Policy toward Russia (2023 Annual Convention of Association for Slavic, East European and Eurasian Studies (ASEEES))
2023/09/03	ロシアとASEAN―戦略的パートナーシップの背景― (日本国際問題研究所令和5年度第2回「ロシア関連」研究会)
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講師・講演
2023/08/10	ウクライナ危機下のロシアと東南アジア (オンライン)

展覧会・演奏会・競技会等
2022/07 ～ 2022/07	「ロシアのウクライナ侵攻とアジア―ロシアの軍事・外交政策と今後の地域秩序―」河本和子編『ロシアのウクライナ侵攻』NIRA総合研究開発機構 (NIRA総合研究開発機構)

受賞学術賞
2024/03	広島市立大学教員表彰（研究、大学運営および地域・社会貢献）

使用する外国語(研究成果の発表に主に用いる外国語)
言語：英語
言語：ロシア語

使用する外国語(論文の執筆に主に用いる外国語)
言語：ロシア語
言語：英語

授業科目
現代ロシアの政治と外交
地域機構と平和・安全保障

所属学会
2005/04	日本国際政治学会
2005/04	ロシア・東欧学会
	北東アジア学会
	NPO ロシア極東研

委員会・協会等
2023/10/01 ～	日本国際政治学会　ロシア・東欧分科会責任者分科会責任者
2020/10/01 ～	北東アジア学会理事
2019/05 ～ 2021/06	NPO ロシア極東研機関誌『ボストーク』論説委員
2018/10 ～ 2020/09	日本国際政治学会書評小委員会委員
2010/10 ～ 2011/03	ロシア・東欧学会院生幹事

公開講座
2023/01	第６回広島平和研究所英語講座講座種別：市民講座
2022/06	緊急オンラインセミナー2022 「ロシア・ウクライナ戦争セミナー〜ロシア・ウクライナ戦争の背景と影響を考える〜」講座種別：その他