教員総覧 - 伊藤　孝弘 | 広島市立大学

（最終更新日 : 2024-02-21 14:20:05）

イトウ　タカヒロ XXX
伊藤　孝弘

所属広島市立大学大学院情報科学研究科医用情報科学専攻

広島市立大学情報科学部医用情報科学科

職種講師

職歴
2023/10	エアランゲン＝ニュルンベルク大学客員研究員
2023/04/01 ～	広島市立大学大学院情報科学研究科医用情報科学専攻講師
2023/04/01 ～	広島市立大学情報科学部医用情報科学科講師
2023/04/01	広島市立大学情報科学研究科　医用情報科学専攻講師
2020/04/01 ～ 2023/03/31	広島市立大学情報科学研究科　医用情報科学専攻助教
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学歴
2015/04/01～2017/03/23	名古屋工業大学工学研究科情報工学専攻博士後期課程修了
2013/04/01～2015/03/23	名古屋工業大学工学研究科情報工学専攻博士前期課程修了

教育・研究活動状況
高齢化社会の進行に伴って，ICTを利用した医療・ヘルスケアが重要な役割を果たすようになってきています．ヒトにウェアラブルデバイスを装着し，生体情報を取得，解析することでヘルスケアのモニタリングが実現できます．医用情報通信研究室では，そのようなウェアラブルデバイスのための通信技術であるボディエリアネットワーク（BAN)を軸に，医療ヘルスケアICTの発展に資する研究を行っています．[1]BANで利用される2.4GHz帯はWifiやBluetoothなどにも利用されており，それらは干渉電波となります．機械学習で干渉を予測し，空いている周波数帯を使うことで通信の信頼性を向上させるアルゴリズムを開発しています．[2]ウェアラブルセンサで計測できる心電図には，心臓の活動だけでなく呼吸や血圧変動が反映されています．心電図の解析方法を工夫することで，呼吸数の推定精度を向上させています．[3]センサの受信強度の変動に基づき，ヒトの動作を推定するアルゴリズムの開発を行っています．

現在の専門分野
情報ネットワーク, 通信工学, 生体医工学

著書・論文歴
論文	Localization Method for Implant Devices Using Electromagnetic Scattering Based on Sparse Reconstruction IEEE Access 9,56908-56914頁 (共著) 2021/04/09
論文	Safety standard compli-ance of human exposure from vehicle cables using coupling factors in the frequency range of 0.3-400kHz IEEE Trans. Electromagnetic compatibility 63 (1),313-318頁 (共著) 2021/02
論文	リードフィールド行列を用いたアンサンブル学習による心電波源位置推定法の特性評価電子情報通信学会論文誌C J103-C (5),247-253頁 2020/05
論文	心電位模擬ファントムの開発に向けた等価導電率の算出電子情報通信学会論文誌C J103-C (5),254-256頁 2020/05
論文	Forward electrocardiogram modeling by small dipoles based on whole-body electric field analysis IEEE Access 7 (1),123463-123472頁 2019/08
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学会発表
2023/08/25	Experimental Evaluation of Initial Connection Time in SmartBANs (URSI GASS 2023)
2023/08/19	電磁界シミュレーション技術と医療・ヘルスケア分野への応用 (第7回先端医工学講演会)
2023/07/21	SmartBANにおけるチャネル間相関を考慮したLSTMによる受信信号強度予測に関する一検討 (電子情報通信学会ヘルスケア・医療情報通信技術研究会)
2023/07/21	電波干渉がSmartBAN通信機の初期接続時間に与える影響 (電子情報通信学会ヘルスケア・医療情報通信技術研究会)
2022/09	UAVとアレーアンテナを用いた長距離海上無線通信システムに関する一検討 (電子情報通信学会2022年ソサイエティ大会)
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