教員総覧 - 中田　明夫 | 広島市立大学

（最終更新日 : 2024-02-19 18:25:12）

ナカタ　アキオ Nakata Akio
中田　明夫

所属広島市立大学大学院情報科学研究科システム工学専攻

広島市立大学情報科学部システム工学科

職種教授

メールアドレス

ホームページ
https://www.sos.info.hiroshima-cu.ac.jp/~nakata/

職歴
2007/04/01 ～	広島市立大学大学院情報科学研究科システム工学専攻教授
2007/04/01 ～	広島市立大学情報科学部システム工学科教授
2007/04/01 ～	広島市立大学大学院情報科学研究科教授
2002/04/01 ～ 2007/03/31	大阪大学大学院情報科学研究科助教授
2000/04/01 ～ 2002/03/31	大阪大学大学院基礎工学研究科助手
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学歴
1997/03 (学位取得)	Osaka University Ph.D. (Dr. Eng.)
1997/03 (学位取得)	大阪大学博士（工学）
1994/04～1997/03	大阪大学基礎工学研究科物理系専攻情報工学分野博士後期課程修了
1992/04～1994/03	大阪大学基礎工学研究科物理系専攻情報工学分野博士前期課程修了
1988/04～1992/03	大阪大学基礎工学部情報工学科卒業

教育・研究活動状況
近年ロボット・自動車・情報家電などのさまざまな機器に組み込まれ、多種多様なネットワーク上で連携動作するコンピュータシステムである「組込みシステム」を安全かつ効率よく実現するための、さまざまな設計・構築技術に関する研究を推進している。具体的には、１．組込みシステムの設計情報と実装時のハードウェア資源の情報から動作時のシステムの性能を予測し、想定する性能要求を満たすか否かを数学的に検証する手法、２．マルチタスク組込みソフトウェアのスケジューリングを工夫し、動作時の総消費メモリ量をできるだけ削減しながらリアルタイム制約を満たして動作させるスケジューリング手法、などの研究を行っている。学生の教育に関しては、「ソフトウェア開発技術者としての基礎的な素養を身につけ、かつ、組織の中で自主性を持って、かつ、仲間と協調してプロジェクトを推進できる人材」の育成を目指す。そのために研究室において、少人数ゼミナールによる最新技術に関する英語文献の輪読やプログラミング指導を行っている。また、広島県警察のサイバー防犯ボランティアなど学外のボランティア活動に積極的に参加させ、連動して研究室内にて教育指導を行うことにより、自主的にプロジェクトを管理・推進する能力の育成を行っている。

現在の専門分野
情報学基礎, 計算機システム・ネットワーク, ソフトウエア, 通信・ネットワーク工学キーワード(リアルタイムシステム、組込みシステム、分散システム、設計検証、設計最適化、形式的手法、モデル検査)

研究課題・受託研究・科研費
1998/04/01 ～ 2000/03/31	パラメータを持つ実時間プロトコル仕様のモデル検査 * (財)電気通信普及財団研究調査助成
2001/04/01 ～ 2003/03/31	パラメータを持つ実時間システム仕様のモデル検査に関する研究若手研究(B)
2001/04/01 ～ 2004/03/31	高信頼性実時間並行システムの設計と検証に関する研究 * (株)半導体理工学研究センター研究助成
2003/04/01 ～ 2004/03/31	周期的動作を行う実時間システム仕様のパラメトリックモデル検査 * (財)服部報公会工学研究奨励援助金
2004/04/01 ～ 2006/03/31	システムレベル記述の時間制約を考慮した抽象化およびモデル検査若手研究(B)
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著書・論文歴
著書	アサーションベース設計 (共著) 2004/09
論文	プログラムの入れ子構造を考慮し実行時間の部分的計測を用いたパラメトリック実行時間解析手法とその評価電子情報通信学会ソフトウェアサイエンス研究会, 信学技報 SS2023-41 123 (335),58-63頁 (共著) 2024/01/18
論文	プログラムの入れ子構造を考慮し実行時間の部分的計測を用いたパラメトリック実行時間解析手法 2023 年度(第74 回)電気・情報関連学会中国支部連合大会予稿集 (共著) 2023/10/28
論文	メモリ使用量の動的変化に対する適応的制御によりデッドラインを充足し総メモリ使用量を削減するマルチタスクスケジューリング手法の提案電子情報通信学会ソフトウェアサイエンス研究会，電子情報通信学会技術研究報告 SS2021 (48),95-99頁 (共著) 2022/01/12
論文	ヒープメモリ確保・解放量と実時間制約を共に考慮しマルチプロセッサシステムのメモリ消費量を削減するリアルタイムスケジューリング電子情報通信学会ソフトウェアサイエンス研究会，電子情報通信学会技術研究報告 SS2019 (45),25-30頁 (共著) 2020/03/04
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学会発表
2009/03/02	時間オートマトンのモデル検査 (電子情報通信学会ソフトウェアサイエンス研究会)
2007/11/06	リアルタイムシステム～時間を守るコンピュータ～ (広島市立大学公開講座講演会)
2004/07	実時間システムのパラメトリック解析とその応用 (2004年度システム設計検証技術研究会第2回講演会)
2003/06	モデル検査技術の最新動向 (奈良先端科学技術大学院大学ゼミナールI 講演会)

取得特許
2012/02/20	タイムバジェット最適化装置及び最適化方法（特願2012-33489）
2012/02/20	パラメトリック実行時間解析装置及び解析方法（特願2012-33488）

受賞学術賞
2016/07/14	電子情報通信学会ソフトウェアサイエンス研究会研究奨励賞

社会における活動
2022/01 ～ 2022/11	（社）電子情報通信学会和文論文誌D 学生論文特集号編集委員会委員長
2018/06 ～ 2020/05	（社）電子情報通信学会　ソフトウェアサイエンス研究会　研究専門委員会　委員長
2017/06/01 ～ 2020/05/31	（社）情報処理学会論文誌シニア査読委員
2016/06 ～ 2018/05	（社）電子情報通信学会　ソフトウェアサイエンス研究会　研究専門委員会　副委員長
2015/11/24 ～ 2016/11	国際会議 ICFEM 2016 プログラム委員
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所属学会
2012/05	電子情報通信学会
2009/01	IEEE
1996/04	情報処理学会

技術相談
2009/06/26	C言語からErlang言語への変換アルゴリズムについて