教員総覧 - 黒木　進 | 広島市立大学

（最終更新日 : 2025-02-28 11:37:23）

クロキ　ススム Kuroki Susumu
黒木　進

所属広島市立大学大学院情報科学研究科知能工学専攻

広島市立大学情報科学部知能工学科

職種准教授

職歴
2007/04/01	広島市立大学　准教授
1999/09/01 ～	広島市立大学大学院情報科学研究科知能工学専攻准教授
1999/09/01 ～ 2007/03/31	広島市立大学　助教授
1999/09/01 ～	広島市立大学情報科学部知能工学科准教授
1990/04/01 ～ 1999/08/31	九州大学　助手

学歴
～1988	東京大学工学部計数工学
～1990	東京大学工学系研究科計数工学
1999/06 (学位取得)	Doctor (Engineering)
1999/06 (学位取得)	博士(工学)
1990/03 (学位取得)	Master (Engineering)
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教育・研究活動状況
教育と研究の現状は下記の通りです。 1．教育以下の科目を担当しています。 (1)データ構造とアルゴリズムII(主として情報科学部2年生対象) 線形リスト、木、グラフなどの基本的なデータ構造とそれを用いたアルゴリズムについて講義しています。 (2)データマイニング(知能工学科3年生対象) 決定木、ナイーブベイズ学習、サポートベクトルマシンなどの教師付き学習やクラスタリングや相関ルールなどの教師なし学習について講義しています。 (3)知能工学実験II(知能工学科3年生対象) プログラミング言語Rを用いた統計計算やテキストマイニングをテーマに実験を行っています。 (4)データベース(情報工学科3年生対象) 関係データベースの基礎である関係データモデル、正規形、問合せ言語SQL、索引と検索アルゴリズムについて講義しています。 (5)マルチメディアデータベース特論(情報科学研究科大学院生対象) 位置や時間、空間とその組合せによって定義されるタプルを記憶するデータベースの検索アルゴリズムとその索引について講義しています。 2．研究以下のテーマについて研究を行っています。 (1)時空間データベースの検索と知識発見、シミュレーション位置や形、時刻やその組合せを属性として持つデータの集合を時空間データベースといいます。例えばある日のタクシーの乗車地点、乗車地、降車地点、降車時刻、移動経路などの集合が時空間データベースの例です。このデータベースに対して客の近くにいるタクシーを効率よく検索することや、頻繁に乗車や降車が頻繁に発生する地域を見つける研究をしています。また乗車や降車の頻発する地域を見つけることで効率の良い配車のやり方をシミュレーションにより研究しています。 (2)情報推薦と行動予測インターネット上の買い物や映画等のコンテンツの視聴履歴、SNSでの位置情報付きの行動(位置情報付きの投稿など)履歴からユーザの嗜好にあったアイテムを見つけて推薦することや、ユーザが近い将来に行う行動を予測する研究を行っています。SNS上の友人関係(フォローする／される)や行動の類似性(同一のアイテムを購入している、評価が似ている)をもとにして予測を行う方法を研究しています。 (3)身体動作の分析人の体の動きを録画してその動きの特徴や習熟度を分析し、スポーツや踊りの練習に役立てる研究を行っています。ビデオカメラやスマートフォンなどの一般的なカメラを利用して撮影し、その動画から人間の骨格情報とその動きを推定します。推定された骨格と関節の位置とその時間変化を分析することによりお手本とする体の動きとの違いを見つけることや、習熟度の違いを推定する方法について研究しています。野球の練習であるティーバッティングを例題にして試みています

現在の専門分野
メディア情報学・データベース, 知能情報学キーワード(マルチメディアデータベース)

研究テーマ
2002 2005	セマンティックウェブ
2000 2003	音楽情報検索
1999 2003	内容に基づく画像検索
1990 2003	時空間データベース

著書・論文歴
著書	データベースと知識発見 (共著) 2013/10/10
論文	幾何学的接尾辞木の高速処理方式情報処理学会論文誌データベース 8 (2),57-67頁 (共著) 2015/06/30
論文	幾何学的なサフィックス木による高速類似構造検索手法情報処理学会論文誌データベース(TOD) 6 (5),62-70頁 (共著) 2013/12
論文	ブログデータ集合からの頻出なコミュニティ抽出手法日本データベース学会論文誌 6 (1),189-192頁 (共著) 2007/06
論文	可変長配列パターン抽出法におけるギブスサンプリングを用いた不要パターンの除去方式日本データベース学会論文誌 6 (1),65-68頁 (共著) 2007/06
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学会発表
2024/01/07	サッカーにおける敵陣ゴール前のワンタッチプレーとシュートの関係性の分析 (2023年度スポーツデータサイエンスコンペティション審査会 (シンポジウム「スポーツアナリティクスと統計科学」))
2023/01/08	シュート予測モデルを用いた相手ゴール付近におけるスローインの攻撃有効性検証 (2022年度スポーツデータサイエンスコンペティション審査会 (シンポジウム「スポーツアナリティクスと統計科学」))
2022/01/08	シュート予測のための機械学習アルゴリズムの性能比較に向けて (第11回スポーツデータ解析コンペティション審査会 (シンポジウム「スポーツアナリティクスと統計科学」))
2015/07/18	協調フィルタリングにおける評価値予測のためのクラスタリング法の比較に向けて (2015 IEEE SMC Hiroshima Chapter若手研究会)
2012/10/20	台風経路の階層的クラスタリングを用いた被害予測モデルの検討 (第63回電気・情報関連学会中国支部連合大会)
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受賞学術賞
2003/09/03	日本工学教育協会論文・論説賞

所属学会
2013/04/01	人工知能学会
2002/05/21	日本データベース学会
2000/04/01	電子情報通信学会
1991/04/01	ACM
1991/04/01	IEEE Computer Society
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公開講座
2019/09	広島市立大学産学連携研究発表会2019 講座種別：その他
2018/12	2018　広島市立大学の地域貢献事業発表会講座種別：その他
2018/09	広島市立大学産学連携研究発表会 2018 ～AI(人工知能)とビッグデータでできること～講座種別：その他
2011/10	広島市立大学・研究紹介展講座種別：その他
2011/09	広島市立大学2011年度リエゾンフェスタ講座種別：その他
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