教員総覧 - 中野　靖久 | 広島市立大学

（最終更新日 : 2024-02-06 08:56:29）

ナカノ　ヤスヒサ Nakano Yasuhisa
中野　靖久

所属広島市立大学大学院情報科学研究科医用情報科学専攻

広島市立大学情報科学部医用情報科学科

職種准教授

職歴
1994/04/01 ～	広島市立大学大学院情報科学研究科医用情報科学専攻准教授
1994/04/01	広島市立大学　情報科学部　情報機械システム工学科　助教授
1994/04/01 ～	広島市立大学情報科学部医用情報科学科准教授
1990/01/01 ～ 1994/03/31	東京工業大学大学院総合理工学研究科物理情報工学専攻助手
1988/04/01 ～ 1989/12/31	カナダ・ヨーク大学　心理学科　博士研究員

学歴
	Dr. of Engineering
～1988	東京工業大学総合理工学研究科物理情報工学
	工学博士
～1983	東京理科大学理工学部物理学

教育・研究活動状況
近年、LEDを光源とする任意スペクトル照明装置や任意スペクトル・任意パターン刺激呈示装置を用いた実験を中心に、色覚に関する基礎研究とその医用分野への応用に関する研究を行っている。前者は7〜8色のLEDをマイコンで各LEDの照度を制御し、任意スペクトルの照明を作る装置を使って、照射する物体の分光反射率を推定したり、照明のスペクトルを制御することで特定の色を強調したりできるようにすることで、診断や手術などの医療現場に活用する研究である。後者はLEDを光源とし、DLPプロジェクタ(デジタルマイクロミラーデバイスを画像呈示素子に用いるプロジェクタ）の光源をRGBの3色+単色光(Λ)として任意のピクセルに任意のRGBΛの色を呈示できる装置を用いた研究で、加齢による水晶体光学濃度の変化などの測定を行っている。汎用的な装置であるため、今後様々な色覚研究に用いていきたいと考えている。研究において活用しているマイコンによる制御や、データ処理のためのプログラミングの知識を教育においても活用している。「情報活用基礎」ではホームページの作成、「プログラミングIII」ではC++によるプログラミング、「医用情報科学実験II」ではマイコンによるA/D変換やタブレット端末との近距離無線通信、ネットワークによる遠隔通信などを教えている。本年度はひろしまコンピュータサイエンス塾の実行委員長として「理科実験教室」を3月にWeb上で開催する予定で準備を進めている。ここでは、新しいグラフィカルなプログラミング環境を用いて小中学生向けに算数や数学の問題をプログラムを用いて解く方法を体験してもらう予定である。

現在の専門分野
視覚情報処理キーワード(視覚情報処理)

研究テーマ
2004	主観評価に基づいた演色評価法の開発
2003	等色関数の個人差
1990	色知覚メカニズムの研究

著書・論文歴
著書	一般教育の情報 2013/10/10
著書	改訂版教養としての情報処理 (共著) 2005/04
著書	色彩用語辞典　日本色彩学会編 (共著) 2003
著書	認知科学辞典　日本認知科学会編 (共著) 2002
著書	視覚情報処理ハンドブック　日本視覚学会編 (共著) 2000
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学会発表
2015/05/19	New color rendering index based on color discriminability and its application to evaluate comfortability of illuminants (Midterm Meeting of the International Colour Association)
2013/11/15	新しい演色評価指標の快適性評価への応用 (日本色彩学会第1回秋の大会)
2013/03/27	脳波による視感度関数の導出に関する検討 (第60回応用物理学会春季学術講演会)
2012/09/07	照明の演色評価のための新しい指標の検証 (照明学会第45回全国大会)

所属学会
	応用物理学会・日本光学会
	日本視覚学会
	日本照明委員会
	日本照明学会
	日本色彩学会
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公開講座
2017/07	ひろしまコンピュータサイエンス塾２年次定期講座講座種別：その他
2016/07	ひろしまコンピュータサイエンス塾２年次定期講座講座種別：その他
2015/07	ひろしまコンピュータサイエンス塾２年次定期講座講座種別：その他
2014/07	ひろしまコンピュータサイエンス塾２年次定期講座講座種別：その他
2013/07	ひろしまコンピュータサイエンス塾２年次定期講座講座種別：その他
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